重点的取組事項(アクションプラン)について
国立大学法人和歌山大学
学長 伊東 千尋
本学は、第4期中期目標期間(令和4~9年度)において「学長のリーダーシップの下、社会のニーズを踏まえた機能強化に資する重点的取組事項(アクションプラン)を毎年度設定し、改革を進める。」こととしています。
このことについて次のとおり取り組んでいきます。
1.第4期中期目標期間の方向性
第4期中期目標期間の方向性について下記のとおり定めます。
(1)地域社会及び国際社会との連携?共創
「紀伊半島価値共創基幹」が中心となり、地域課題解決等のために地域社会との連携?共創に取り組みます。また、「国際イニシアティブ基幹」が中心となり、海外大学との国際的な教育連携や、地域と連携する本学の強みを生かした国際化に取り組みます。
留学生の地域交流等を通じた地域の活性化及びグローバル化の推進にあたっては、基幹長である学長のリーダーシップの下、「紀伊半島価値共創基幹」と「国際イニシアティブ基幹」が緊密な連携を行います。
(2)学生の新しい学び?主体的な学びの提供
新しい価値創造の担い手となる人材を育成する機能を強化するために、新たな学位プログラムの設置やアントレプレナーシップ教育の推進などに取り組みます。
2.令和4年度重点的取組事項(アクションプラン)
令和4年度は上記方向性の(2)に基づき、学部等連係課程「社会インフォマティクス学環」の設置を重点的取組事項(アクションプラン)に設定します。
社会から強く要請されている、データを利活用して社会の課題解決や地域活性化に貢献できる人材の育成に取り組むために、経済学部と観光学部の社会科学分野とシステム工学部の工学分野を融合した教育課程として、令和5年度に学部等連係課程「社会インフォマティクス学環」の設置を実現します。令和4年度は、令和5年度設置に向け、人員体制や施設?設備の整備、受験生に向けた広報強化等に取り組みます。