「第一回サンティアゴ巡礼フォーラム FAIRWAY Santiago」に出席しました。
公開日 2015年11月13日
2015年10月16日(金)にスペイン、ガリシア州のシウダード?デ?ラ?クルトゥーラで開催された「第一回サンティアゴ巡礼フォーラム FAIRWAY Santiago」に本学より、国際観光学研究センター(仮称/略称CTR)設置準備室の山田理事/CTR準備室長、加藤観光学部教授/CTR副準備室長、堀田観光学部教授、中元CTR特任准教授、藤田観光学部観光教育研究センター特任助手、観光学部学生3名が出席しました。?
これは、2015年6月に締結した本学とスペインのサンティアゴ?デ?コンポステーラ大学(以下USC)の大学間連携協定、さらに同年10月15日(木)に取り交わしたUSCの観光学研究センター(Center for Tourism Studies and Research)とCTRの観光研究協力に関する覚書の下の交流事業の一環として実現しました。これらの協定は、和歌山県の熊野古道、サンティアゴ?デ?コンポステーラの巡礼路という「ユネスコ世界遺産巡礼路」をそれぞれ身近に有する研究教育機関として、「参詣道」という共通のテーマを掲げていることから締結に至りました。また、和歌山県とガリシア州の間でも同15日に、「姉妹道」の提携を柱に、包括的協力協定が結ばれました。
センター間の調印式の様子:左からRey USC学長、山田 CTR準備室長、仁坂和歌山県知事
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同フォーラムでは、聖地巡礼や歴史遺産観光に関する展示会やパネルディスカッション、大聖堂でのミサとボタフメイロの見学の他、和歌山大学観光学部で開講している集中講義「Pilgrimage」の紹介や、日本への留学案内や学生交流会も行われました。
今後、大学間の人材交流や共同研究の促進に加え、地域のレベルでも文化や産業の交流、提携といった関係の強化が期待されます。
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大聖堂(左)、本学の紹介の様子(右)