[学会発表]International Conference of Asian Marketing Associations (ICAMA) にて研究発表を行いました
公開日 2016年11月14日
2016年10月21日に北京で行われた2016 International Conference of Asian Marketing Associations (ICAMA) にCTR研究員、Tourism Managementユニットサブリーダー佐野楓(本学観光学部准教授)が参加し、Marketing StrategyⅠのセッションにおいて、研究発表を行いました。
発表タイトルは“Does social media really enhance relationships with customers? Understanding the effects of SCRM in Japan’s Tourism Industry”で、観光業界を対象に、Social customer relationship management (SCRM) に関する企業と顧客のギャップを明らかにしました。ソーシャルメディアを通じて、顧客が企業(旅行会社、航空会社及びホテル)に対して何を求め、何を重視するか、特に顧客がどのような場合に、ソーシャルプラットフォームというユニークな環境を利用するかについて明確にした一方で、企業が想定している顧客のソーシャルメディアを利用する理由を整理しました。本研究は、2016 ICAMAのベストペーパーを受賞しました。
ICAMAは、日本、中国と韓国の主要なマーケティング学会によって立ち上げられた国際学会です。今回は「アジア市場におけるマーケティング?イノベーション――挑戦と機会」という趣旨で、中国の北京にある北京大学光華管理学院で開催されました。
2016 ICAMA公式ウェブサイト:http://www.icama2016.gsm.pku.edu.cn/page.php?id=16