【開催レポート】令和元年度 連携協議会 総会 開催
公開日 2019年07月16日
和歌山大学南紀熊野サテライト連携協議会 令和元年度総会が開かれました...
?日 時...令和元年7月16日(火)14:00~15:30
?場 所...田辺市役所4階 第1会議室
和歌山大学南紀熊野サテライト連携協議会とは、和歌山県が事務局となり、南紀熊野地域の活性化?文化向上のため、和歌山大学南紀熊野サテライトが地域のニーズに応え充実した高等教育サービスを提供できるよう運営支援する、和歌山県と地元自治体11市町村や関係団体による協議会です。
◆設置13年!南紀熊野で学んだ社会人学生が地域の中核として活躍中!
和歌山大学南紀熊野サテライトは、2005年4月に「地域型サテライト」として設置後13年が経過。南紀熊野サテライトで学んだ社会人学生が地域の中核人材として活躍しています。また講義を受けた学生が地域で講師として活躍するなど知識の循環や人材の育成を担う側になり、地域の産業振興、文化振興に貢献しています。設置6年目になった南紀熊野観光塾では、地域ならではの特性を生かした産業振興に繋がり、起業をする者や地方議員から観光協会長に就任する塾生、民間企業から観光庁へ勤務する者も出ています。
東牟婁地域で開講している熊野郷土学では地元高校生が20名程参加し受講していた高校生が和歌山大学に進学して引き続き地域の学習をしている例もあります。目的をもった人材育成として、寄附講義も受託。民間企業と自治体の協議会と実施して、地域振興に資する人材育成を行っています。
今後も「地域型サテライト」として地域と融合した高等教育機会を提供するために、自治体への大学連携状況のアンケート調査を実施。地域で学ぶ大学に求める像、課題の解決につなげています。みなべ町、田辺市にて認定された「世界農業遺産」では大学生と社会人が同じ教室、現地で学ぶなど、連携協議会の協力を得て、地域振興に資する多様で具体的な学習機会を設置しています。
?◆2018年度事業の特長
【事業の特長】
(1)実践力のある人材育成の促進
地方創生に資する南紀熊野観光塾を開催。紀伊半島に全国から観光を学びに来る塾となっています。
(2)高校との連携強化
大学生との共同調査,報告会を実施。地域で開講している大学講義を高校生も受講、進学に繋げています。
(3)学生?教員の地域交流活動の支援、教育研究の支援、地域情報提供
地域の声を受けて、地域情報を大学の教員や学生に情報共有、学生や教員の調査研究に連携協議会委員を通してご協力いただいています。
(4)ニーズにあった多様な学習機会を設置。(熊野郷土学、世界農業遺産、地域づくり戦略論)
体系的な学部授業を継続。広域のニーズに応えるために東牟婁地域での授業、講座の設置。
(授業2科目、公開講義2回、他2回/年)新宮信用金庫、東牟婁振興局、新宮市周辺自治体等の協力を得て実施。熊野地域の郷土の自然、歴史、文化の独自性から持続可能な地域振興を学ぶ「熊野郷土学」は好調。寄附講義「地域づくり戦略論」、「世界農業遺産」
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